ノックランポード ぶん
トピルトマ え

「きょうは どこへ でかけようかな」
ドルコチクテケは かんがえました

げんかんで ドルコチクテケが まよっていると
めのまえを きんのたまごが とおりすぎていきました

「あれは なんだろう」
ドルコチクテケは きになりました

ドルコチクテケは きんのたまごを おいかけることに しました
でも、 きんのたまごは とてもはやいです
ドルコチクテケは おいつけません

きんのたまごは かわにおちました
ながれの ゆっくりな かわです

「あのかわは ながれが とてもゆっくりだから きんのたまごに おいつけそう」
ドルコチクテケは よろこびました

すると、 とつぜん ジョノジョンミーグが きんのたまごを さらっていきました
「やーい、 おいつけるもんなら おいついてみなよ」
と、ジョノジョンミーグが いいました 

ドルコチクテケは あんまり はやく はしれません
ドルコチクテケは ジョノジョンミーグに おいつけませんでした
しかたがないので、 ドルコチクテケは おうちへ かえることにしました

よる、 ベッドのなかで
「あのきんのたまごには なにが はいっていたんだろう」
と、ドルコチクテケは かんがえていました

ドルコチクテケは ゆめを みました
ゆめのなかで きんのたまごは ドルコチクテケの めのまえに ありました
ドルコチクテケが きんのたまごを わってみると、
なかから ちいさいボールが でてきました

「なあんだ、ボールか」
ドルコチクテケは がっかりしました
ドルコチクテケは すでに じぶんのボールを もっていたのです

つぎのひ ドルコチクテケは もうきんのたまごを すっかりわすれていました