彼は悩んでいた
今までいろんなことをしてきた
そのことを恥じるつもりはない
ただ、他の者がどう思うかはわからなかった
彼は他の者と考え方が違っていた
そのせいで彼は孤独を感じていた
同じ姿をしているものはいるけれども、中身が違うと彼は考えていた
彼はどうにもなじめないようだった
彼が自分を特別にすごいと考えていたわけではない
以前他の物に「変」と言われたのだ
その時から彼は悩んでいる
ただ同時に嬉しくもある
個性のない自分は他と違うのだと
そうして彼は自分の道を進み続けた
道が間違っているかもわからなかった
ただ進むしかないと思っていた
生きている限りは
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